自然の中で過ごすのは楽しいよね。
太陽の光は、暖かいお昼寝の場所をくれるし、そよ風は気持ちよくおヒゲをなでてくれる。
草むらは柔らかいベッドだし、木に登って遊ぶのも楽しい。
自然の中で遊んでいると、僕も自然の一部なんだって思う。
人間の飼い主さんと生活していると、便利なものがいっぱいあるね。
いろんな機械やコンピューターを作ってしまう人間さんはスゴイと思うよ。
でも、自然がくれるものはそれに負けないくらい大きいんだ。
のんびり、心地よく過ごすニャンコ流生活をしていると、そのことがよく分かるよ。
自然がくれるものを感じ取るには、まずは外に出てみること。
そして、空気を感じてみよう。
季節が変わると、空気も変わっていくんだよ。
ふわっとした、草むらに似た匂いがするのは春。
夏になると、太陽がまっすぐ届いた力強い匂いに変わる。
秋は空気の音が聞こえてきそうな感じがするし、冬の冷たい空気はピーンと張りつめていて、固い感じがするよね。
お天気によっても、空気の匂いは違うって知ってた?
雨が降る前は、少しほこりっぽいような、湿った匂いがしてくるんだ。
それにピリッとした感じが加わっているときは雪。
僕たち猫は、そうやってお天気を感じ取っている。
自然を感じて生きていると、いろんなことが分かるようになるんだよ。