猫は、「なじみがある」ものが好き。
いつも寝るときに使っている毛布やクッション、お気に入りのぬいぐるみ。
そういうものが身近にあると、とても安心するんだ。
爪とぎやトイレも一緒。
飼い主さんが新品を買ってきてくれることもあるけれど、僕たちは使い込んだ古いもののほうが好きなんだ。
だから、買ってもらったばかりの新しい爪とぎに見向きもしないで、ボロボロの爪とぎを使っていても怒らないでね。
いつも使っているものが安心なのは、自分のニオイがついているから。
猫にとって、自分のニオイがついた場所は自分のテリトリー。
知らない猫が入ってくる心配のない場所なんだ。
自分の好きなものを近くにおいて安心した気持ちで毎日を過ごせば、いろいろなことをもっと頑張れる気がする。
たとえば、虫をつかまえたり、新聞紙を破いたり、おもちゃで遊んだり…
あれ?あんまり大したことしてないかな?
でも、そんな風にのびのびできるのも、安心しているからこそ。
人間さんも「お気に入り」を大事にする人がいるよね。
それってすごく大切なことだと思うな。
誰が何と言おうと、自分が気に入ったものが一番だもんね。
好きなものは好きと言って、それを大事にすることは、自分らしくいることでもある。
とてもニャンコ的な生き方なんだよ。
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