猫には自分のテリトリーがあります。
それを見回るために、猫は毎日出かけていくのです。
普通にのんびり散歩しているわけではないんですね。
大体、そのテリトリーの広さは、半径500mと言われていますが、そこを毎日見回っているのです。
500mと言うとそこまで広くないように思いますが、猫の固体の大きさからすれば、私たちが思う以上に広いのかもしれません。
よそから来た猫はいないか?
何か普段と違うところがないか?
などを見て回ります。
自分のテリトリー内に他の猫がいると、しばしば喧嘩になります。
たまに見かける喧嘩している猫は、大体がこの理由です。
しかし、個人(個猫?)のテリトリーはプライベートエリアなのですが、それとは別にハンティングエリアという共有のエリアもあります。
ここで猫の会議などが開かれているのです。
猫は自分のテリトリーを決めると、そこから離れたがりません。
そのため、『犬は人につき、猫は家につく』と言われるのです。