猫がたまに、せみや小鳥をくわえて、私たちのところに持ってくるときがあります。
急にそんなものを持ってこられてもびっくりしてしまいます。
ただ、これは猫が親しみを持っている飼い主に狩りの仕方を教えようとして、または食べさせようとして自分が狩った獲物を持ってくるのだそうです。
ですので、私たちは驚いてしまいますが、叱ってはいけません。
猫は良かれと思ってのことなのですから、『よくできたねぇ』と褒めてあげましょう。
元々、猫は狩猟動物です。
そこで、本能的に小動物や昆虫などを捕まえてしまいます。
その能力は生きるのには大事なことなのですが、家で飼っているような猫には必要ありません。
無為な殺生をやめさせるには、外に出さないことが一番です。
もしくは、狩りを失敗させるようにするのも一つです。
猫の首に鈴をつけると、その音が邪魔をして、狩りに失敗する確率が高くなります。
そうすれば、自然と狩りもしないようになります。
猫の鈴にはそのような効果もあります。